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日中川劇変面協会

日本から世界に、伝統芸能の発信を

日本は、文化と伝統が深く根ざした国であり、その中でも長崎は鎖国時代、海外との唯一の窓口として交流を行ってきた事から、海外の風俗や文化、宗教の影響を受けました。とりわけ中国からの影響は大きく、ペーロン競漕、精霊流し、長崎くんちの奉納踊りの顔ともいえる龍踊りなど、長崎伝統の年中行事にも中国色を色濃く残しています。
そして旧正月を祝う、長崎の一大行事「ランタンフェスティバル」は、街が提灯やオブジェで彩られ極彩色に輝きます。
期間中は中国色豊かなイベントが連日行われ、中でも面が次々に変わる「変面」の演舞は花形演目として好評を博しています。

我々「日中川劇変面協会」は、この魅力的な伝統芸能を日本国内だけでなく、世界中に広める使命を担っています。

Henmen
Maskchange that become intangible cultural assets

無形文化財となる変面

四川省の伝統芸能・川劇に属した変面は250年以上にわたる長い歴史を持ち、面が次々に変わるその技法は、観客を魅了します。その繊細で精巧な面の作り方、面の切り替えのスピードと技術、それに伴う身体の動きと表現力、すべてが一体となって、観客に感動と驚きを提供します。

当協会は変面の技術と知識を継承し、更なる発展と普及を図ることを目指しています。日本国内だけでなく、世界中の人々にこの芸術形式の素晴らしさを伝えるため、様々な活動を展開していきます。

JC-SOM
Logo mark concept​

ロゴマークコンセプト

ロゴマークは、川劇変面の日中間における文化交流によって伝統芸能を継承していくと同時に、正しい形で認知される想いを表現しています。

「日出づる国」日本と、「天が与えた国」と呼ばれる中国四川省を二つの円で表し、伝統芸能を通して交流と相互理解が深まる事を黄金の波模様で表現しています。
青から赤に変わる事で、変面の特徴と魅力である「変化」を表すとともに、【発展】する未来への幕開けを目指します。

協会概要

名称:日中川劇変面協会
英称:Japan China Sichuan Opera Maskchange Association
(略称:JC-SOM)
URL:https://clan.nagasaki.style/
住所:長崎県長崎市伊良林1丁目8-8
お問合せ: info.clan@nagasaki.style

設立目的

◆250年以上続く無形文化財である川劇変面の理解促進と認知向上
◆日本の変面業界の技術向上と発展
◆次代を担う演者の育成
◆関係団体や国内外研究機関との連携

事業展開

地域への慈善活動

当協会は、日中間の地域社会に対する慈善活動を通じて、文化交流と相互理解を促進します。

交流会の実施

当協会は関係団体や国内外研究機関と連携して交流会を実施し、川劇や伝統芸能の意見交換、情報の共有と提供等を行います。これらを実施する事によって、川劇変面文化の理解を深め、技術向上を築く事を目的とします。

演者の育成

国内外の研究機関と連携して、次代を担う演者の育成、指導を行います。日中間の文化交流と国内外に向けて伝統芸能の発信を行う事によって、地域活性と観光に貢献する事を狙いとします。