国境を越えて、三国を繋ぐ舞台へ
2024年、ソウルで開かれた第9回日中韓サミットにおいて、2025年と2026年が「日中韓三カ国文化交流年」に指定された。
この舞台は、その第一歩として生まれた——
三つの国が、芸術を通して“心の対話”を交わす、かけがえのない時間。
主軸を飾るのは、中国伝統芸能の象徴「変面」
四川省からは、世界的な変面師・羅明亮。韓国からは、若き才能・王微俊を招聘。
舞踊、音楽、対話が溶け合い、国を越え、時を越えて響き合う舞台。
そして、選ばれたのは長崎。異国の風が最初に届いたこの街は、遠い過去に深い傷を負いながらも、文化を手放すことはなかった。
痛みとともに歩き、静かに灯を絶やさず守り続けてきた、祈りの街。
その静けさが、今もなお胸を打つ。ここで交わる言葉のない対話。
ここにしかない“再生”の風景。
国境を超えて、人と人が触れ合う瞬間。
その響きに、どうか耳を澄ませてほしい。
2025年
7月25日(金)・7月27日(日)
7月25日 18:30〜 Opening light
開場
変面ショー / Clan
Dance / Medistation
琉球三味線 / 畠中由美子
日本一のひょっとこ / KHA
岩佐一成 / ミニライブ
変面ショー / 日中韓Special
7月27日 15:30〜 Border zero
エイサー / 紫雲エイサー
日中韓トークセッション
手笛 / なかしま拓
変面ショー / 羅明亮・小林奈々・王微俊・姜潤
Finale (The Deep Sea Tale of Sea Lilies)
長崎原爆資料館ホール
四川省川劇院の若手変面王であり国家級俳優の称号を持つ。
かつて中国の元国家主席・胡錦濤に随行し、チリ、ペルー、ブラジル、メキシコを訪問し、公式公演を行う。2019年12月24日には、中日韓首脳会談に出席した各国のリーダーに向けて、変面の公演を披露。
これまでに、フランス、オーストラリア、オランダ、スイス、ラオス、タイ、シンガポール、韓国、カナダ などの国々、及び台湾 での公演を経験し、海外の観客から高い評価を得ている。
義善龍獅団(ぎぜんりゅうしだん)団長 を務める獅子舞の第一人者。
国家一級俳優・毛庭斉(もう・ていせい)大師の直弟子として、伝統芸能を継承しながら、韓国国内外で精力的に活動を続けている。
また、仁川中華街商工会の幹部として、中華文化の普及・発展にも貢献。
これまでに、韓国各地で開催される国際文化交流公演に出演し、韓国・中国・日本の芸術交流の架け橋として活躍している。
日中川劇変面協会代表
中国変面芸術センター代表の王文強氏に師事する。
中国四川省に渡り、変面人形の操者として中国の人間国宝である、曽繁金氏より一子相伝の技術を伝授される。
変面師及び変面人形師としても活動。
主催イベントにおいては、変面師としての出演は元より、企画・構成・演出・MCを手がける。
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