こんばんは。
週末の夜ですね。
本日から長崎孔子廟は時間短縮で営業再開となりました。
何だかとても長い休館だったように感じました。
頑張るぞぉ、という気持ちでございます。
とは言うものの、これからは日中の時間帯の中でも、何かしら
楽しめたり体験できるコンテンツが必要だな、と思っております。
今のままでは、ただ扉を開けて待っているだけの状態です。
今まではそれでよしとしていても、これからの観光施設はそれだけでは
やっていけません、、と思うのです。
何か一つ新しい事を行うだけでも、簡単ではありませんがそれが自分の仕事です。
頑張ります。、、、頑張ります!
クラウドファンディング終了間近につきまして
4月28日から開始したクラウドファンディングも残すところ、3日となりました。
約一ヶ月半という期間でしたが、本当にあっという間の時の流れを感じました。
現在、目標金額の64%を達成しております。
ひとえに、支援者の皆さまへ、本当に本当にありがとうございます。
6月16日㈬の23時迄となりますが、
最後の最後まで、広報活動等を精一杯行ってまいります。
そして、クラウドファンディングの趣旨は「孔子廟の運営の継続と文化の継承」「変面師の活動の場の存続」
でございます。
お気持ちに背くことなく、これらを継続して守り続けていまいります。
どうか、最後の日まで皆さまの応援を何卒よろしくお願いいたします。

孔子祭・REBORN
孔子廟で毎年開催する催しで「孔子祭」という式典がございます。
孔子廟で一番歴史のある伝統行事です。
孔子の生誕を祝い、古式に則った祭礼を行います。
約50名近くの出演者による行進と儀式は非常に見応えがあります。
ですが、今年は密を避けるために内容を大幅にリニューアルする事となりました。
「孔子の生誕祭」というコンセプトは変えず、今一度原点に立ち戻って、
孔子という人物を掘り下げ、孔子が生きた人生と後に論語となる、人生の折々に
孔子が吐露した言葉に焦点を当て、喜劇的な内容でお届け致します。(多分恐らく)
うーん、チャップリン。
チャーリー・チャップリンが好きです。チャップリンは笑いと哀愁が同居しているからです。
哀愁は深みを感じます。哀愁がある人はどうしようもなく深みのある人物に見えるのです。
チャップリンの言葉で
「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ。」という名言がございます。
この言葉を手がかりに、印象深い作品にしていきたい、と現在関係者の皆さまとグツグツ煮詰めております。
あとはただただ予定通り開催出来る状況である事を願うばかりです。
生まれ変わる孔子祭は、2021年9月18日㈯ 開催予定でございます。
今後改めて、各媒体で告知して参ります!!
※「変面の日」も勿論忘れておりません、、!!
幸せな時間
孔子廟がクラウドファンディングを始めた前後の中で、複数の事業者さまから
「孔子廟の認知度向上に繋がる施設動画を作りたい」というご提案を賜りました。
打合せの中で、動画の構想や世界観をお聞きした時に、とても真剣に考えて下さっている事に
感銘を受け、ほどなく撮影がスタートした次第でございました。
同時進行で行われた日もあり、撮影は深夜に及ぶときもありました。
でも、見たことがない機材やセット、現場のスタッフの皆さまの熱量を目の当たりにした時に、
とても感動したのです。何とも表わせない気持ちなのですが。
よりよい物を作るために皆が真剣に取り組む光景が、疲弊した身体に夜の孔子廟の幻想的な風景が相まって、
何とも言えない夢の中にいるような空間でした。
そこに立ち会い、共有できた事が幸せでした。
でも、ドローンの時だけは苦虫を噛み潰したような苦々しい表情になってしまいました。
(そこかしこでドローン・・・。何故皆心の古傷を抉ってくるんだろう。)
と馬鹿高そうなドローンを一心不乱に撮る事で心の平穏を保ちました。

昨年からこれまでにかけて、厳しく辛い状況に置かれている中でも
歩みだけは止めず動いていました。
動いた分が助走となり、明るい兆しが見えた時にきっとより良いスタートを切れると
信じています。
REBORNは、孔子祭だけではなくこれからの孔子廟を表す言葉です。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
それでは次回もよろしくお願いいたします!